金魚サイト【桜錦道】〜桜錦愛好会〜
「夏を彩るきんぎょの世界」展 in 鹿児島水族館
2005年7月16日〜9月25日まで、かごしま水族館(いおワールド)で「夏を彩るきんぎょの世界」と題して金魚の特別企画展が実施されています。常設展ではありませんが、水族館での金魚展示の一つのモデルとなりうる、工夫を凝らした演出がなされていました。ここでは、鹿児島水族館の金魚展をご紹介したいと思います。



 
(上段):鹿児島水族館の全景。(下段左):金魚展告知ポスター。
 
(下段左):金魚展告知ポスター。(下段右):企画展にあわせた金魚グッズ販売コーナー
知人の方に鹿児島水族館にて金魚展がやっていることを教えてもらい、行ってきました西郷どんのお膝元、鹿児島水族館。なかなかどうして・・・立派な水族館ではないですか!当日は快晴に恵まれて、暴力的なまでの南国・薩摩の陽射し。絶好の水族館日和でした。


   
外観にも驚きましたが、中に入ってもっとビックリ!はっきり言って鹿児島水族館をなめてました。左端の画像は水量1,500トンを誇るという「黒潮大水槽」。世界最大の魚ジンベエザメやマグロ、カツオ、大型のエイなどが悠々と泳ぎまわっています。その他、世界最大の淡水魚・ピラルクーの水槽やイルカ、ラッコなど多彩な動物たちが飼育・展示されていて見どころがたくさん!水族館員による水生生物に関する公開講座も。


  
そして、いよいよ金魚展会場へ。期待は膨らみます。(左):金魚の特別企画展への誘導パネル。(右):金魚展入り口
小さい子供連れの家族やカップルで賑わっていました。展示品種は和金、出目金、などお馴染みのものから、ジャンボ獅子頭、土佐金、ナンキン、桜錦などの珍しいものまで幅広く展示。


   
縁日を演出したコーナーや、山口県柳井町の金魚ちょうちんがぶら下げてある一角があったり、「金魚売りを体験しよう」のコーナーでは金魚売りの格好をして写真が取れるようになっていました(管理人は恥ずかしくて辞退)。オリジナル金魚を作ってみようと題して絵合わせで遊べるコーナーも。演出やプチイベントで、大人から子供まで楽しめるように工夫されています。


 
   
   
品種ごとに木目調の解説が付いていて、その横にその品種が展示されています。桜錦の水槽(上段右)には桜の造花が入れられていて、可憐な水槽を演出。丹頂の水槽(下段左から2番目)には大量の丹頂が乱舞!!非常に美しい見事な水槽でした。その他、立派な琉金や東錦、ジャンボ獅子頭やナンキン、土佐金など上等な金魚がずらり。ほとんどは熊本県長洲産の金魚のようです。会場では「キレイ〜」だったり、「気持ち悪〜い」だったり(笑)、様々な声が飛び交っていました。

 
  
金魚の基本解説も分かりやすい図説でしっかり抑えられています。金魚の体形、部位、名称。系統図など。管理人自身も勉強になりましたし、楽しむことも出来ました。



鹿児島水族館の方!もし、よければ金魚たちをこのまま常設展示にして下さい!!だめなら、金魚の企画展来年も必ずやってくださいね!!!また、全国の他の水族館関係者の方、是非金魚の展示ご検討下さい!!!!



金魚サイト【桜錦道】〜桜錦愛好会〜TOPへ